スウェーデン議員、著作権ロビーに反発

Last week, seven Swedish MPs wrote to a prominent Swedish tabloid newspaper ‘Expressen’ to express their dissatisfaction with proposals for dealing with copyright infringers. Now, that number has increased to 13, and the issue seems to keep growing.

Swedish Politicians Strike Blows at Copyright Lobby | TorrentFreak

7人のスウェーデン議会議員が、著作権侵害者をどう遇するについての提案に対し、スウェーデンタブロイド紙『Expressen』に意見広告を掲載した。
昨年7月、著作権アナリストのCecilia Renforsは、政府に依頼により、インターねと状の著作権に関する調査報告書を発表しており、そこでは、ファイル共有ユーザのインターネット接続をISPが遮断するかいなかの判断を可能にするという提案が含まれていた。つまり、遮断されることでファイル共有ユーザは著作権侵害をすることはない、と。
この7人の議員達は(現在は13人になったそうだ)このような提案に反対し、ファイル共有を合法化することは、最良の解決策というよりは、唯一の解決策だとまで述べている。また、アンチパイラシー側を支持する議員達には、これまでMP3プレイヤーやVCRといった機器が登場しては、産業団体がそれを制限するよう試みているが、実際には産業団体がそれによって利益を得ているではないかというメッセージを送っている。
そのような議員の1人であるKarl Sigfridは、ISPがファイル共有ユーザを締め出すという提案に対して、このように語っている。

確かに理論的にはそれで解決することができるでしょう。しかし、実際には、それを達成するためには、全く不釣合いなほどの監視システムを必要とします。私にはそのやり方が、個々人のコピーをそれで止めさせるための経済的な方法だとは思えません。ファイル共有をする理由は基本的にはそれが可能であるからです。それが可能である間は、人々は常にそうします。20年前はカセットテープで、今は電子的に(そうしているだけです)。個々人が情報を共有するのを阻害する著作権は、大半の人にとって、合法的なものだと思えなかったでしょう。