英国:YouTubeに投稿された暴走映像、英国警察が捜査に乗り出す

A motorist who filmed himself driving at speeds close to 125mph on a motorway and then posted the footage on the internet is being sought by police.

BBC NEWS | England | Sussex | Police seek 125mph video driver

英国サセックスのM23を、125mph(時速200キロ)で暴走した際の車内からの映像をYouTubeにアップロードした人物に対する捜査が行われているとのこと。映像は3分ちょっとのもので、最初に加速する速度メーターを写し、その後、車内から社外の風景が撮影されていた。
YouTube側の反応は、警察から捜査の依頼があれば応じるが、規約上、オフェンシブなものとは考えられず、削除するつもりはないという。YouTube側では、こうした映像は、実際のものであれ、ドラマであれ、映画であれ一般的なものだとし、インターネット特有のものではないとしている。ただ、現在探してみたところ、既にアカウントが閉じられており、見ることはできなかった(Googleキャッシュ)。
英国自動車関連団体のRAC Foundationは、公道でのこうした暴走行為を賞賛するようなビデオクリップを削除するようWebサイト運営者達に呼びかけている。RACSheila Raingerは、

"The footage is very irresponsible... it ought to come down."
She added that the internet was giving boy racers a worldwide audience and encouraging "impressionable and foolish people to try to follow suit and try and go one better".
"We think it's got to be nipped in the bud before we see even more accidents," Ms Rainger said.

確かに、こうした行為が賞賛されるようなことになれば(普通の感覚の人は賞賛するどころか非難するのだろうが)、それを真似したり、更に過激に対抗しようとする"impressionable and foolish people"がでてくるのは避けられないだろう。事故に繋がる前に、きちんとした対応をする必要があるだろう。

最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか

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