『デジタル音楽の行方』の著者Gerd Leonhard、“Pay What You Want”方式で新刊を公開中


『デジタル音楽の行方(原題:The Future of Music)』の著者としても知られるGerd Leonhardが、『Music 2.0』という本を出版した*1。この本は、筆者のGerd Leonhardの2003年以降のエッセイ、ブログエントリをまとめ、適宜再編集したもので、最も新しい記事だと、昨年の10月までの記事が掲載されている。全228ページ。
この本の面白いところは、全編を収録したPDFが'pay-what-you-want'スタイルで公開されているということ。ダウンロードは無料でもできる。何かに登録する必要も、金額を入力する必要もない。ただ単に示されたリンクからダウンロードでき、その上で、好きな額だけDonateしてくれ、という。
更に面白いことに、この本、

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と、CCライセンス下で提供されている。
ちなみにこちらは書籍としても提供されており、お値段は39,95ユーロ(約6400円)だ。
ついでに筆者の第三作目となる本『Open is King』について、彼自身が語っているビデオもご紹介。

余談ではあるが、『The Future of Music(邦題:デジタル音楽の行方)』のチャプター1 "Music Like Water"がこちらのサイトからダウンロード可能となっている。興味のある方は是非。英語が苦手という方は、『デジタル音楽の行方』をどうぞ。
(via MediaFuturist

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

*1:といっても2月の話です・・・