英国の子供たちの2割がオンラインで知り合った人と会ったことがある、という調査
PC Worldの記事。英国のキッズ(8-12歳)の20%が、オンラインで出会った知らない人と実際に逢ったことがある、という調査が公表されたらしい。
According to research by Garlik, 25 percent of 8- to 15-year-olds admitted they have actual strangers as virtual friends on Facebook, MySpace and other social-networking sites. Two-thirds revealed they have posted personal information on their pages, such as their mobile phone number.
PC World - 20% of UK Kids Meet Facebook 'Friends'
まぁ、面識のない人とWeb上で知り合ってFriendになるというはそれほどおかしいとは思わないけれど、3分の2が自身のページに個人情報を載せていたというのはちょっと驚き。まぁ、そのうちの全員が携帯電話の番号を載せていたというわけではないんだろうけどさ((どこの学校に通っているというのも個人情報としているみたい))。
このGarlikの調査は、両親に対しても質問していて
- 72%の親が子供の利用しているサイトをチェックしている
- 89%の親が子供とオンラインでの危険性について話し合っている
- 25%の親が子供のアカウントでソーシャルネットワークにこっそりログインして、見ず知らずの人と仲良くなっていないかを確認している
最後の項目がびっくりなんですけど。
GarlikのCEOTom Liubeはこの調査結果から、こうした若者たちが年配の人たちに比べると個人情報についての感覚がゆるい傾向があることを指摘していて、
「若者たちが非常に制限された環境にいるうちは問題はないのでしょうが、彼ら以上に年齢を重ねた人たちとともにいるような環境にあるのであれば、慎重になる必要があるでしょう。親が忙しい時には、常に子供たちの活動に目を光らせるということはできません。Facebook、Bebo、MySpaceやその他のSNSは、(そういった両親を助けるために)何をしているのでしょうか?」
この調査に関しては、GarlikのサイトのPress Releaseにて。ただ、詳細はあんまりわからないかな。
余談
うーん、2割の子供たちがオンラインで知り合った人と会ったことがある、というのはかなり驚きなんだけど、たとえば学校なんかで知り合いではなかったけどオンラインで見かけて実際に話をするようになった、とかそういう感じなのかな。