1回聴けば満足できる曲にお金を支払う?

今日はちょっと暴論かましてみる。

CDの時代には、1回、10回、100回、1,000回、それ以上でも、ある曲を好きな時に聴きたいと思えば、その曲を購入するなり、レンタルするなり、なにがしかの方法でお金をかけなければならなかったし、そのCDを手に入れるためにそれを入手できるところを探すというコストをかけなければならなかった。

しかし、今、この時代においては、1回、10回程度、ある曲を好きな時に聴きたいと思えば、PCなり携帯電話なりのデバイスを利用すれば、お金をかけず、大したコストも掛けず、そうすることができる。正規ルートであれ、海賊ルートであれ。

実際に1回、10回しか聴かないかどうかはわからない。実際にはそれ以上聴くのだとしても、その程度のニーズでは人はペイしなくなっていくのかな、なんて思ったりする。もちろん、かつてはCDの購入が当たり前の音楽ブームだったこととか、音楽、特にCDを買わなくなった理由なんてそんな単純なものじゃないとは思うけれども。

飽きのサイクルを早めることで売上を伸ばせた時期もあったのかもしれないが、飽きのサイクルが早くなりすぎれば、購入に至る前に飽きられる、なんてこともあるのかもね。