テレビでネット動画を見られる新商品が相次いで公開、米TiVoと米Sling
2007年はネット動画が市民権を得た年だったが、2008年はリビングルームにあるテレビの画面にネット動画が進出する年になりそうだ。ハードディスクレコーディングサービス大手の米TiVoと、テレビ番組をロケーションフリーで視聴できる製品を開発・販売している米Sling Mediaが、相次いでネット動画をテレビ画面で見られる新商品を公開した。
テレビでネット動画を見られる新商品が相次いで公開、米TiVoと米Sling
MicrosoftによるIPTV配信数の上位各社の詳細は以下のとおり。
http://jp.techcrunch.com/archives/the-long-steady-march-of-iptv%e2%80%94microsoft-set-top-boxes-now-in-one-million-homes/
- AT&T U-verseの米国内でのIPTV契約者は12万6000人(2006年10月現在)で、2008年末には100万人を目標にしている。
- BT Visionの契約者数(Xbox以前)は10万人。
- Deutsche Telekomは12月に、契約者数10万人を突破した。
TVの契約者数が全世界で100万というのは、ケーブルTVや衛星TVと比べると依然として僅かにすぎない。Microsoftが全世界の契約者数を200万人にするのに、あと1年かかるようならケーブル会社や衛星会社はあまり心配するにあたらない。しかし、勢いを得て1000万契約に達するようなら、Microsoftにとって本物のビジネスになる得る。
ということでIPTV戦争もこのように加熱しつつあるような、そうでもないような。ただ、STBの抱える問題としてリビングルームに設置できるボックスの数は限られているということがある。どうやってそれを克服できるのか。