2008/04/03-06の気になる話題:『有害ブログにようこそ』

青少年ネット規正法関連の一連の話を聞いてて思ったのだけど、結局これって海外のサイトにはどう対応していくんでしょうね。個人的には一定の規制はあってしかるべきだとは思ってるんだけど、かといって度が過ぎるのも考え物。
ただ、そのための一定の基準が曖昧というところに懸念を覚えるのは理解できる。「P2Pなんてけしからん、犯罪行為を助長してるじゃないか」なんていわれて、私のブログもフィルタリングの対象とされちゃうんですかね。

ビデオ配信

Blinkx、道楽半分にJoostっぽいブロードバンドTVのサービス開始:TechCrunch
  • クライアントベースのP2Pストリーミング。コンテンツのラインナップもスタート時にはそれほど集められなかったようで。

コンテンツビジネス

英作家協会会長「ネットの違法コピーのせいで作家は筆を折ってしまう」と世も末な発言:TechCrunch
  • 違法コピーの問題と、レシピ/旅行記がWebで簡単に見つかるという話は別の問題であって、同列に語れることではない。前者は別としても、後者はもやはこれまでのようなプロとしてやっていけない時代になった、というだけの話である。無料で公開して利益を得る方法?広告でも出してWebに掲載するしかないんじゃないのかな。彼らが短絡的に求めていることは、今いるプロの物書きだけに利益を配分するということ。しかし、彼らが懸念しているWeb上の物書きもまた、Web上で無料でレシピなり旅行記を掲載しているのである。なぜ、彼らに分配しないでもよいと考えられるのだろうか。

著作権/知財

「コピーはDRMで管理、補償金縮小」で合意目指す 録音録画小委員会スタート:ITmedia News

前期の小委員会では、(中略)いわゆる「ダウンロード違法化」も議論してきた。これについては前期の中間整理の段階で「違法とすべきという意見が大勢であった」という方向性が固まっている。

  • この部分は絶対に変えたくないんでしょうね。結論ありきだったということですか。

調査/統計

「Web 2.0」説明できる高校生は6.9%、「YouTube」の認知率には親子格差:InternetWatch
  • 説明できるかどうかで認知度をとってるみたいだけど、聞き方としてはどうなんでしょう?ただ、Web 2.0を説明できる高校生が6.9%もいるなんて、将来明るいんじゃ?