ジャパネットおかま「金利・手数料はお客様が負担!」の海賊版販売で逮捕

なんとなく不謹慎なタイトルにしてみた。
それはともかくとして、海賊業者というのはしょっちゅう逮捕されているのに一向にいなくならない。捕まってもいいやくらいに思っているんだろうか。

社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会ACCS)は6月9日、著作権侵害事件として、複数のウェブサイトを次々に変更し海賊版ソフトを販売していた男性ら2名が山形県警村山署に逮捕された事件を公表した。

「ジャパネットおかま」で海賊版ソフトを販売--男性2名が逮捕:ニュース - CNET Japan

しかもうち一人は執行猶予中*1の犯行だったというから、何とも懲りないなぁと。
ACCSのニュースリリースによると、逮捕に至る経緯としては、この海賊業者から購入した一般の人が、山形県警に情報提供し、その情報を受けた山形県警からACCSを通じて、著作権者に連絡がいったという。また、同海賊業者の運営するサイトに関しては、一般の方からの多数の情報が寄せられていた。
一般の方々の反応(2007年8月のスレ)
【ジャパネット】Windows Vista Ultimate 2,500円| Power2ch
それなりにふざけた海賊版販売サイトを運営していたことがよくわかる。ちょっとクスっとしてしまったけど。というか、「ジャパネットおかま」、「エムズナルド」、「ONEOS」。こんなふざけた、そして目立つ名前にしてどうするつもりだったんだろう。

『ジャパネットおかま』(ホームページ開設)*  *弊社類似のホームページを開設して、コンピュータソフトウェアの販売等を行っているようですが、弊社とは一切関係がございません。

ジャパネットたかた - 弊社の関連会社と誤解を与える業者について

なんて、ジャパネットたかたの公式サイトにも掲載されてるくらいだし。
でもこうした海賊業者が存在しているのも、そこから海賊版を購入する人がいるからって部分もあるんだよなぁ。違法合法は抜きにしても、そういった行為はよろしくないよ思うよ。

追記

購入者が通報したことで逮捕にまで至ったこの件、別の購入者は購入した海賊版を複製して、販売していたんだそうな。
「ジャパネットおかま」顧客も逮捕、購入した海賊版を複製して販売
この記事にも書かれているように、こうした1つの海賊版販売から芋づる式に複数の海賊版業者が検挙されるというのは、昨年も別の件で見られている。その辺のことはACCSニュースリリースでも触れられている。
海賊版「連鎖」の実態が次々と明らかに 〜1被疑者の販売先から3人目の逮捕者〜 ACCS/著作権侵害事件

*1:ともすれば、裁判中?