MIAUが寄付の受付を開始 / "Sharing is Caring"

MIAUが寄付の受付を開始したようで。

とりあえず、会員になろうと思っていて、かつ5,000円くらいまでなら出してもいいなと思っている方は、会員受付の開始が始まるまで待った方がいいかも。5,000円どころじゃなくもっと出すよ、とか、会員になる予定はないけど支援はしたいなという方は是非。私は会員になるつもりはないので、寄付することにした*1

めんどくせーよー

まぁ、確かにそう思った。さくっと送金できればなぁ、って。ただ、やっぱり寄付となるといろいろと面倒なんだろうね。寄付として受け付けられないものもあるわけで、送金後に返還するというのは、ただでさえリソースの少ない現状のMIAUにとっては避けたいというところもあったのかなと。メールの返信だけならテンプレ+αですむからね。もちろん、暫定的にそうしているのかな、とも思うけど。
フォームを設置するとかそういった点では改善の余地があるのかなとは思ったけれど、それもおそらくは考えているだろうし、他にもPaypalの利用なんかもここを読む限りでは前向きに検討しているみたいだし、より寄付を促しやすい環境を作っていくってかんじのことは考えているだろうなと。

使途および報告について

おそらくこれに関しては、行ってくれるだろうと思っているので、それほど気にはならなかった。現時点でも主要メンバーの手弁当でやっている感が強いので、少しでも貢献できればと思う。

それでも・・・

多少の説明はあってもいいとは思う。なので、申し込みのメールにもそう書いてみた。説明せよ!っていう感じじゃなくて、説明しないと二の足踏んじゃう人もいるんじゃないかなってとこ。既にはてブでいろいろ指摘されていたので、住所、氏名、連絡先などを明記しないといけない理由を説明した方がいいのでは?って点だけだけど。一応、寄付ともなればどこのどいつから受け取ったってことがわからないといけないのだろうから、明記すること自体は問題ないのだけれど、Web人格だけで活動している人*2にとってはちょっと引っかかるのかなぁと思って。それでも理由がわかれば、納得してくれるかもしれないしね。細かいことだけど、納得できないと行動に移せないって部分もあるかなと思って。

なんやかんや言ってますが

ナイーブかもしれないけれど、単純に信頼しているし、少なくともそうした信頼を裏切ることはないと思ってる。もちろん、下手を打ってしまうこともあるかもしれないけれど、それでもあえて支援者を裏切るようなことはしないだろう、と。
正直に言えば、よくMIAUの人たちってこれだけ「めんどくせー」ことを引き受けているなと思うよ*3。大した得にもならないだろうし、コストの方が大きいんだから。そんなことをやってるからこそ、できる範囲ででも応援しようという気にもなるし、多少のめんどくささが伴っても「まぁいっかー」と思えたりするんじゃないのかな。
MIAUが何年後かにはなくなっているかもしれないけれど、別にそれでもかまわないと思っている*4。それは、変化を迎えた「今ここ」にこういう団体があることに意義を見いだしているから。まだ可能性の段階を抜けてはいないのかもしれないけれど、その可能性を高めるためにも個人として、できることをできる範囲で、ってとこかな。

余談:インターネットのいいところ

「可能な範囲で」を集めることで、いろんな可能性が生まれる、それがインターネットのいいところだと思うよ。1人で全部やろうとすればあまりに大変なことであっても、たくさんの1人がほんのわずかずつそれぞれにリソースを提供することで物凄いパワーが生まれる。もちろん、個々人のリソースを集約することはすごく難しいし、違法ファイル共有のように誤った方向にリソースを集中させてしまうことですごいパワーを得てはいるが方向性が間違っているということもある。
それでも、ファイル共有を見ればわかるように、個々のリソースを集約することでものすごいパワーが得られているというのは、その可能性を実感するには十分すぎるだろう*5
個々人のリソースを提供するためのパイプとして、個々人のリソースを引き出すためのパイプとして。パソコンとインターネット接続を持っている人ならば誰だって参加できて。日々の生活の中でほんのちょっと行動を変えるだけでいい。それが集まれば、世界は変わる・・・かもね。
"Sharing is Caring"

*1:説明しにくいんだけど、私はそうしたポリシーを持っているってことで。

*2:まさに私なのだが

*3:もちろん、「めんどくせー」どころではないことだってあるだろう。

*4:失礼は百も承知

*5:もちろん、問題がないわけではなくて、その方向性に問題があるとは思っている。できれば、もうちょっとまともな方向を向いてくれればと思っているんだけどね。