新しいブログ作りましたよ: 『もうだめぽ日記』

過去にあったP2Pファイル共有絡みの犯罪の検挙事例にあんなのがあったなーなんて思って探してみるもなかなか見つからない、ということがよくあって。P2Pファイル共有絡みのエントリを書く上では結構致命的なことだったりもするんですよね。

そういうこともあって、去年の夏頃、「国内P2Pファイル共有関連の逮捕の歴史」なんてエントリを書いてみたり、その後もP2Pファイル共有に関わる検挙があるたびに、このダイアリーでまとめてみたり。

ただ、このダイアリー自体は書き散らかし用なので、アーカイブとして利用するにはややノイジーでもある。なので、改めてアーカイブに特化したブログを作ってみようと思い立ったのが、去年の秋頃。それがようやく完成(というか私が把握している全ての事例を書いた)ので、ここで紹介するよ、というお話。

もうだめぽ日記

説明に「P2Pファイル共有に関連した国内検挙事例、裁判を振り返ります。」と書いたように、過去にあったP2Pファイル共有関連の事件のみを扱ったブログ。主に報道されていることをまとめたメモのようなもので、報道から推測しうる点については記述しているが、私自身の意見はあまり暑苦しく書いてはいません。

対象としているのは、P2Pファイル共有ユーザ。なので、ファイルローグ事件などは扱わない。また情報漏洩事件はそれ単体では扱わず、そこから派生した事件のみを記載しています。

目的としては、過去にあったP2Pファイル共有関連の検挙事例、裁判の参照。「誰が」やったのかではなく、「何が」あったのかを焦点にしているので、容疑者、被告となった人の個人名や勤務先などの具体的な情報は、極力掲載せず、その事件のあった当時の居住地や職業、年齢程度がわかれば十分かと思います。

悪いことしたんだから、晒されたっていいじゃないかと思われるかも知れないけど、たとえば違法ファイル共有*1を行ったことで検挙された人などは、同じことをしていて検挙されなかった人に比べれば、逮捕、処罰、和解などで法的制裁、社会的制裁を受けているはず。私はそれで十分、それ以上の制裁を求めるべきではないと思う。なので、個人晒し的なコメントが逢った場合には、申し訳ないが削除させてもらおうと思ってます。

ブログのサイドバーにも書いているように、私が書くなどしたものについては、このダイアリ同様に自由に使ってください。リファレンスも不要。まるまるコピペしてもらっても*2、改変して記事を書いてもらっても、コピーサイトを作ってもらってもかまいません。むしろ、より参照しやすい形、理解しやすい形になった方が望ましいと思っているので、そうした形で利用してもらえると嬉しいです。

*1:著作権侵害児童ポルノの共有

*2:ただ大学のレポートなどでリファレンスをつけずに転載した場合、法的な問題はクリアしても、倫理的問題はクリアしていないので、その辺は注意してね。