Yahoo、音楽事業で大転換の予兆

彼が王道と崇めるのは、コンテンツ(レーベルが管理するもの)とコンテンツ(Last.fmの人気曲、 MySpaceコンテンツ、新曲についてのブログ記事など音楽の情熱を軸に生まれた素晴らしいユーザー生成型コンテンツすべて)の融合である。そんな活用度の高いコンテキスチュアルな情報の泉があれば、みんなも自分の聴きたい曲の判断がつき易くなる。というわけで、この目標に向け彼はオープン規格の進化を呼びかけている。つまりメディアを「第一級のHTMLのオブジェクト」とし、メディア・オブジェクトのコレクション(プレイリスト)の記述法で合意を図り、ユーザー情報共有の標準を設け、サービスの定義づけを行うことだ(複数サービス間で行うメディアの検索・分析、購入あるいは供給)。

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熱い記事。結局、音楽が価値を持ち続けるのは、その価値を持つ人がいてこそ。確かに社会的に価値は付与されるものであるけれども、それは一定の方向性を持ったものかもしれない。そうした意味では、よりソーシャルな関係が重視される世界において、そういった存在を育てていく、そのための環境を整備することが重要になってくるんじゃないのかなと思う。