ユニクロに海外インディアーティストとのコラボTシャツを作って欲しい

思いつきエントリ。

ユニクロのコラボTシャツプロジェクト「UT」の新商品として、ユニコーン再結成記念Tシャツが登場。6月中旬より全国発売される。

ナタリー - ユニコーン再結成記念、なつかし絵柄のユニクロ「UT」

ツアーTシャツの復刻版もあるそうで、ファンとしてはもう買わずにはいられない。スプリングマンTシャツはおもわず3枚くらい買ってしまいそうだ。

ナタリーの記事には、デザイン全12柄が掲載されているので、気になる方は要チェック。

で思ったこと

個人的には、バンドといえばTシャツが出てくるタイプなので、海外のインディバンドのサイトを見ると必ずそのバンドのTシャツをチェックしている。大概は気にいったバンドだからこそ、そのサイトを見ているわけで、多少バイアスがかかっていることは否めないが、多くのバンドTシャツのデザインは、たとえそのバンドのことを知らなかったとしても、デザイン的に欲しくなるかもなぁと思えるものが少なくない。

たとえば、Sean Fournier。彼は公式サイトの制作のみならず、アルバムアートワークのデザイン、Tシャツのデザインなども自身で行っている。


彼の公式サイト経由で購入できるのだが、今、どれを購入しようか迷っているところ。彼以外にもバンドTシャツが欲しいなぁと思っていたりもして。

もちろん、全部が全部ファンでなくとも欲しくなるTシャツではないのだろうが、中にはそんなTシャツもあるわけで、是非UTのコラボシリーズに海外インディバンドTシャツなんて企画があれば面白いなぁと。アートワーク/Tシャツデザインを自由にできるバンドばかりではないのだろうが、自前でやっているバンドも少なくない。

ユニクロにとって何かメリットがあるのかといわれれば大してないんだが(強いていえば、Tシャツとアーティスト/音楽とを繋げる、という企画のおもしろさが売りになるかも、程度かしら)、インディペンデントなアーティストにとっては、自らを売り込むための1つの手段となり得る。自らのデザインを安売りしろというわけじゃないが、自らのデザインによって新たなリスナーを獲得しうる可能性を買う、と考えれば安売りではないだろう。

まぁ、既存のメディア自体が音楽プロモーションの機能を相対的になくしつつある今、新たなプロモーション媒体を利用することに目を向けないといけないんだろうなぁ、という漠然とした考えからこんなことを思ってみた、といったところで。ビジュアルから音楽へ、という流れは本末転倒のような気もしないでもないが、音楽へのルートは多様にあって当然だとも思えるので、そうした戦略というのも悪かないなと。