セクサロイドのお話

「今晩どう?」「今夜はいや。ロボットとどうぞ」――。恋人とのこんな会話が、SFや未来の世界ではなく今世紀中に交わされるようになるかもしれない。

未来の人間はセックスロボットと恋に落ちるのか? 国際ニュース : AFPBB News

セクサロイドに関しては、世界的にも賛否両論論争があるけれど、個人的には需要はあるのだから、別段気にするほどでもないと思うんだけどね。特に地球外でのヒトの生殖行動についてすぐさま解決しそうにもないし、かといって性欲をコントロールするといってもいろいろな方向性があるわけで、その1つの選択肢になりうるとも思うのよね。
でもって、一般向けのセクサロイドに関しても

セクソロジストのYvonne K. Fulbright氏は、「セックスボットには、相手を探す男性を中心に、すき間的な需要があるかもしれない。でも、人間がロボットに恋することは信じがたい」と言う。「セックスロボットを相手にすることには恥ずかしさがつきまとうはずだ。セックスボットが自分にとって最後の手段となったら、その人は自分を『負け犬』だと感じるだろう」

という意見はあるけど、でも現時点でもラブドールとか性風俗産業なんかを見ていると、単純に代価的な性処理ってのが敗北感とか屈辱、羞恥心を感じるのか、というのは疑問を覚える。さらにいえば、「負け犬」感覚を持っていても、それが最後の手段であれば受け入れるんじゃないかな。
ともすれば、負け犬感覚だって伴わないかもしれない。さらにいえば虹オタが全員、というわけではないにしても、その中には2次元に恋する人もいなくはないだろう。そう考えると、人間という対象以外に愛情を抱かないというのは考えにくい。まぁ、厳密には愛情じゃないといわれるのかもしれないが、それは定義の違いであって、それに似た執着や固執を示すこともあるかもしれない。
ただ、実際のコミュニケーションを伴えば、結果的に人工物であるということを意識せざるを得なくなってしまうかもなぁとは思う。後は、倫理的な嫌悪感とかで批判的に見ている人もいるとは思うけどね。
まぁ、開発には相当時間がかかるみたいだし、そんなに性急に考えることでもないのかもね。でもって、こうしたものって結局は感覚的なものなので、脳内で完結させるほうが早かったりして。それをいっちゃ何でもそうなっちゃうけどさ。